収入アップを目指す看護師へ

収入は仕事におけるモチベーションを維持するうえで重要なポイントの一つに挙げられます。看護師も同様に、仕事を選ぶときに収入を重視する人は少なくありません。看護師の年収の平均は450万円から500万円ほどで、女性に限定すれば、日本の全職種の平均を大きく上回っています。また、通常は性別によって収入に堅調な差が生じますが、看護師は男女でそれほど差がないのも特徴です。とはいえ、勤務地によって貰える金額に差が出てしまうのは否めません。そのため、現時点で収入に対する不満を感じている人は、具体的に行動を起こすことが重要になります。

年収アップの効果的な方法としては、まず昇進できるように努力することです。看護師も同じ職場に長く勤めてキャリアを積んでいくことで、管理職へのステップアップが図れます。看護主任や部長などの役職に就ければ、大幅な収入アップが見込めるでしょう。ただし、看護師の役職は人数が限られているため、全ての人が叶えられるとは限りません。同じように昇進を狙っているライバルが多ければ狭き門となります。ですから、昇進が難しいという場合は、資格取得によるキャリアアップを目指すことをおすすめします。

いくつかある資格の中でも、特定の分野に優れている人が取れる認定看護師や専門看護師の資格は、収入アップに大きく影響すると言われています。保有者が少なく、引く手数多の状態なので、他の病院への転職をする時にも有利になりますし、好条件で働けるのも強みです。